「キンドル」普及の足を引っ張る著作権問題

2010年1月号 DEEP [ディープ・インサイド]

米アマゾンの「キンドル」は、いまや電子ブックの代名詞。携帯電話用アンテナを内蔵しており、購入後、電源を入れるだけですぐにネットにつながる手軽さがウケ、誕生の地アメリカで支持を集めた。米国外への展開については、米国内と同様に同社が各国の携帯キャリアと契約を結んでいく必要があるとの見方が強かったが、アマゾンは別の手段を選び10月に100カ国以上でキンドルを一斉発売すると発表。ローミングを適用し各国の携帯事業者が相互の顧客に接続サービスを提供するという奇策に出た。ただし、発売元はあくまでも米アマゾンなので、日本のユーザーが購入する場合は米アマゾン・ドット・コムの会員になる必要がある。キンドルの魅力は、欲しいと思ったときにすぐコンテンツが手に入る点。取り扱う媒体の種類は幅広く、値段も「紙」より安い。新聞や雑誌、ブログといった定期刊行物は発行されると ………

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