富裕層叩き仏増税は「他山の石」

名優ドパルデューらが、資産を守ろうとぞろぞろ国外脱出。憲法会議も違憲と判断。

2013年3月号 GLOBAL

サハラが「第二のアフガニスタン」になるとみて、マリへの軍事介入に踏み切ったこともさることながら、フランスは国内でも富裕層増税で頭を抱えている。フランソワ・オランド大統領率いる社会党政権が、年収100万ユーロを超える高額所得者に対して2年間の期限付きで税率を75%に引き上げる増税策を提案したところ、国内世論が真っ二つに割れているのだ。昨年12月上旬、日本でも映画『シラノ・ド・ベルジュラック』などで知られる名優ジェラール
・ドパルデュー(64)がベルギーへの移住を考えていることを明らかにした。フランスでは、クリスマス休暇期間中はこの話題でもちきりとなった。ドパルデューはフランスで最高水準のギャラがとれる俳優の一人で、レストランの経営やワインの醸造も手がけ、80人の従業員を雇うビジネスマンでもある。年間所得は100万ユーロをはるかに超える。

LVMHのアルノーも脱出

移住先として考 ………

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