「加盟予備校倒産」学習塾ナガセの躓き

2017年5月号 BUSINESS

学習塾大手・ナガセのフランチャイジーで「東進衛星予備校」を神奈川、愛知、東京などで36校舎展開する「モアアンドモア」(横浜市緑区)が3月13日、民事再生法の適用を申請し破綻した一件が教育業界で話題となっている。同社の在籍生徒数は2千人規模に達することからナガセは同日スポンサー基本合意書を締結し、「事業継続に向けて最大限の対応を図る」と発表。これをうけ東京地裁も迅速に再生手続開始決定を出した。そもそも申し立てのスケジュールも「受験シーズンに破綻すれば生徒に動揺を与えかねない」(ナガセ広報部)ため、国公立大の後期試験直後を選ぶなど周到に準備された。「プレパッケージ型民事再生」の模範事例といえる。しかし、教育関係者は「この倒産でナガセが抱える問題が垣間見えた」と指摘する。帝国データバンクはモア社の負債総額を当初15年12月期の決算書から12億円と報じたが ………

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