会計スキャン ソフトバンクグループ

市場に見透かされた「金欠・張り子のトラ」体質

2019年2月号 BUSINESS

旧臘(きゅうろう)19日、ソフトバンクグループ(SBG)は傘下の携帯事業子会社ソフトバンクを東京証券取引所に上場した。上場前売出価格1500円に対して上場初値は1463円。この日ソフトバンク株は売りが止まらず、上場初日の終値は1282円で引け、その後も株価は1300円前後で低迷している。上場前の売出価格でソフトバンク株を買った一般投資家は、全員が15%程度の含み損を抱えることになった。

利益は「未実現」のものばかり

国内過去最大2兆6千億円の資金調達を伴うソフトバンク株は波乱の上場となったが、資本市場の逆風は、子会社のソフトバンク株よりむしろ親会社のSBG株に対して厳しいものとなっている。SBGの株価は、子会社上場前12月18日に8259円であったものが、子会社上場日の12月19日には8184円で75円安となり、その後12月20日に7798円で386円安、12月21日に7621円で177円安、12月25日に7043円で578円安となり、12月26日 ………

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