大学10兆円ファンド 研究者憂鬱

科学技術立国再生へ背水の陣も、現場には懸念ばかり。研究力にトドメを刺しかねない。

2022年11月号 BUSINESS

低迷を続ける日本の「研究力」。科学技術・学術政策研究所が発表した科学技術指標2022では、他の論文に引用される論文のトップ10%国別ランキングで、韓国やスペインに追い抜かれ12位に下落した。こんな、日本の研究力低下を示すデータが相次いで発表されている。その打開策として政府が打ち出したのが、いわゆる「10兆円ファンド」(国際卓越研究大学制度)だ。米国の有力大学のように、ファンドの運用益を研究に投資し、研究力をあげるのが狙いだ。選ばれた大学に年間数百億円が25年間にわたって配分される。日本の研究力は輝きを取り戻す─だろうか。「国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律」(国際卓越研究大学支援法)が成立したのは5月の通常国会。これまで運用に関する議論が行われ、10月半ばまでパブリックコメントの募集もあった。いよいよ、10兆円ファンド ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

ID(メールアドレス)
パスワード  (半角英数字)
 次回から自動的にログイン

IDを忘れた方はこちら
パスワードを忘れた方はこちら
年間定期購読のお申し込みはこちら