「マルアラーゴ合意」とは何か/関税・通貨と安全保障政策を結合/「最大の調整」迫られる日本/中野剛志・政治経済学者

号外速報(4月2日 13:00)

2025年4月号 BUSINESS [号外速報]

第2次トランプ政権の発足前後から、金融市場関係者の間で、「マルアラーゴ合意」なるものが話題となっている。「マルアラーゴ合意」とは、資産運用会社「ハドソン・ベイ・キャピタル」のシニア・ストラテジストであったスティーブン・ミランが、2024年11月に公表した論文「世界貿易システムの再編のためのユーザーガイド」(以下「ミラン論文」)において提示した、多国間通貨合意の枠組みのことである。 そのミランが第2次トランプ政権の大統領経済諮問委員会(CEA)委員長に指名されたことから、「マルアラーゴ合意」は俄然注目を集めるようになった。

「ドルは過大に評価されている!」

マルアラーゴとは、トランプ大統領がフロリダ州に所有する邸宅のことである。多国間通貨合意は、ブレトン・ウッズ合意、スミソニアン合意、プラザ合意、ルーブル合意といったように場所の名が冠せられてきたので、それに倣っているのである。マル ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

ID(メールアドレス)
パスワード  (半角英数字)
 次回から自動的にログイン

IDを忘れた方はこちら
パスワードを忘れた方はこちら
年間定期購読のお申し込みはこちら