「6・27株総」/英パリサー、村上系ファンドがいたぶる「ポンコツ京成電鉄」

自慢の組織改編が執行役員制の導入という時代錯誤の鉄道会社を英ファンドが揺さぶる。

2025年7月号 BUSINESS

元通商産業省(現経済産業省)官僚、村上世彰(65)が率いる旧村上ファンド(村上F)が阪神電気鉄道株の26.67%を密かに買い集めていたことが金融庁の大量保有報告書で明らかになったのは2005年9月。これが翌06年10月の阪急電鉄との経営統合に結びついたのは周知の通りだ。関東、関西の大手私鉄各社は今も内外の投資ファンドの株式取得に戦々恐々としているが、あれから20年を経ても旧態依然のガバナンス不全を露呈している企業が少なくない。例えば、京成電鉄である。

取締役は15人の大所帯

「新京成の良さは残す。ワンカンパニーとして、お互いのいいとこ取りをしてワンランク上の仕事をしていきたい」。4月1日、子会社の新京成電鉄(千葉県鎌ケ谷市)を吸収合併した京成電鉄社長の小林敏也(65)はグループ再編の意義をこう語った(25年3月30日付「朝日新聞」電子版)。新京成電鉄は終戦から1年2カ月後の1946年10月に会 ………

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