<インサイド> 「自己資本比率」が危険水域/「ヴィレッジヴァンガード」の命運

2025年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

「サブカルの聖地」と呼ばれる雑貨・書籍販売の「ヴィレッジヴァンガード」を展開する「ヴィレッジヴァンガードコーポレーション」にMBOか身売りの観測が浮上している。商品・売り場の奇抜さから、「遊べる本屋」として、サブカル世代から絶大な人気を集めていたが、近年は店舗の拡大路線で希少価値が薄れ、客離れが加速。ネットショッピングにも押され、苦境に陥っている。7月11日に発表した2025年5月期決算も2期連続の最終赤字を計上。26年5月期までに全国293店のうち、今後の業績回復が困難と判断した81店の閉店を検討していることも明らかにした。閉店に伴う特別損失の計上で、25年5月期の最終赤字は前期の4倍に膨らみ、自己資本比率は24年5月期の27%から、危険水域寸前の10.6%まで低下している。「スノーピークのようにMBOを選択し、経営を立て直すのではないかといった話も業界内にある」(金融 ………

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