<インサイド> 「15%ゲット」に喜ぶ石破首相に自動車トップは呆れ顔

2025年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

日米の関税合意を受け、石破茂首相は7月31日、日本自動車工業会(自工会)の片山正則会長(いすゞ自動車会長)、佐藤恒治副会長(トヨタ自動車社長)ら自動車・部品メーカー首脳と意見交換した。総理と業界トップの意見交換会は、通常は官邸で行われるものだが、今回は自動車会館で実施された。「石破首相が自工会の事務所に出向くことに強くこだわった」(関係者)石破首相は関税合意が余程嬉しかったのか、リップサービスで、初めての自家用車だった日産自動車の「ブルーバード」をはじめ、各社のモデルのエピソードを1台ずつ披露する場面もあったという。参院選の敗北で退陣圧力が強まる中、自ら出向き、米国の自動車関税の交渉で15%ゲットした成果を喧伝したかったと見る向きがもっぱら。一方、自動車メーカーの首脳らは肝心の関税の引き下げ時期が未定のため「喜ぶに喜べない」(自動車メーカー幹 ………

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