最凶ファンド「3D」の傘下入り/「ひびきパース」が狙う河合楽器

2026年1月号 DEEP

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シンガポール拠点の著名ファンド、3Dインベストメント・パートナーズとひびき・パース・アドバイザーズが統合するというニュースが市場関係者の話題を集めている。2026年1月からひびきが3D傘下として再出発する。両ファンドの創業者同士が友人だったこともあるが、「統合劇の根拠は合理性だ」と業界関係者は解説する。中小型株の対話型ファンドで知られるひびきは、1兆3千億円とされる顧客資産を運用している3Dの後ろ盾を得ることになる。一方、大型株中心に投資していた3Dは手薄だった時価総額1千億円以下の企業群を対象にできる。東芝の上場廃止を画策し、富士ソフトの身売りを迫った3Dは、日本株投資の世界では「最凶」ファンドとされる。「日本では米エリオット・マネジメントが一番恐れられているが、日本語の話せない日本株担当者が海外での実績の威光を借り、マスコミにリーク記事を書かせて株価 ………

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