2026年11月号 LIFE
9月16日、腎臓病の一種であるIgA(アイジーエー)腎症[2026年9月に発表された全国疫学調査では、2022年時点の日本のIgA腎症患者数を、約10万3,800人と推計(人口10万人当たり83.1人)]に新たな治療薬が認可された。「ファビハルタ」(一般名:イプタコパン。製造販売:ノバルティスファーマ株式会社)である。 IgA腎症は自己免疫が原因で発症し、従来の治療では進行抑制が難しかった。その結果、最大4割の患者が診断後20年以内に「腎不全」(腎機能廃絶)に至ると言われている。人工透析か腎臓移植が必要となる、重篤な状態だ。 ファビハルタはこの「腎不全」(含む予備群。以下同)になるリスクを、プレスリリースによれば「43%低減する」。腎移植が普及しない日本では、透析が43%近く減ると考えて良いだろう。 透析に要する医療費総額は1人あたり1年間480~600万円程度だ。うち患者負担は年間12~24 ………
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