2026年11月号 BUSINESS
NTTグループが成長分野と期待する金融事業を担う「NTTドコモ・フィナンシャルグループ(FG)」が金融庁の監視と社内の不協和音に見舞われている。NTTの次期社長候補と囁かれたドコモFGの「廣井孝史社長(63)の力みすぎが災いの元。悪い話を報告すると、すぐ癇癪を起こすんですよ」と、NTT幹部は眉をひそめる。廣井社長は、ドコモSMTBネット銀行の口座数が思うように伸びないといった報告を受けるたびに感情を露わにするという。記者会見の際、同銀行のポスターを貼る位置についても怒ったそうだ。社長の内示が出た今年3月以降、廣井氏も参加したドコモFGの経営会議を重ねてきたが、発足後も状況は変わらない。「社長の怒りっぽさもあって社内は風通しが悪く、イエスマンばかり」(別の幹部)と酷評する向きも。廣井氏が力む背景にはNTTグループの期待の大きさがある。国内の成熟した通信事業市場は成長 ………
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