<インサイド> シャープのEVが発売延期か/囁かれる中止の可能性

2026年11月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

シャープの電気自動車(EV)事業に黄信号がともっている。対外的に公表している来年度の発売開始が後ずれするのは必至で、中止の可能性も囁かれる。「目の付けどころが、シャープ」ではなく、事業計画の甘さが垣間見える。シャープがEV事業への参入を発表したのは一昨年9月。親会社である台湾の鴻海精密工業が開発した車体を活用し、内装のユニークさで差別化するとアピールしていた。昨年のジャパンモビリティショーでは試作車を披露した。一見したところ普通のミニバンだが、車内のスクリーンで映画を見たり、内蔵の机を出して仕事をしたりと、自宅の外のもうひとつのリビングルームのような使い方を提案し、「LDK+(エルディーケープラス)」と銘打った。シャープのEV開発の責任者は元日産自動車幹部。鴻海側でEV事業を統括するのも元日産経営陣の関潤氏と、「日産コンビ」で話を進める。両社は今年6 ………

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