2026年11月号 DEEP [ディープ・インサイド]
警察庁が懲戒処分者の増加にピリピリしている。2025年は過去10年で最多の337人を記録し、26年も上半期だけで155人が処分され、昨年を上回るペースとなっている。最近では「サイバー捜査のエース」の不祥事も発覚し、大きな痛手となっている。9月に懲戒免職処分を受けたのは、伊貝耕・前サイバー捜査課長(55)。1995年にキャリア技官として入庁。サイバー部門で活躍してきた。「そつのない官僚。局長は難しいかもしれないが、もっと上に行ける人物ではあった」(警察担当記者)転落のきっかけは使い込みだ。2022年から今年にかけて、約173万円の捜査費を流用したという。発覚は伊貝氏のユーロポール(欧州刑事警察機構)の後任の海外連絡担当官の指摘だった。ただちに監察の対象となったが、警察庁の最大の懸念は女性問題だった。「警察庁では外事課長補佐が2月に女性記者への不同意わいせつ容疑で書類 ………
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