2009年 7 月号

HEADLINE

• 新潮社「鉄面皮」の系譜

  全然懲りてない。起死回生の「鴻池密会」暴露も、ネタ元に怪しい影。「君側の奸」がいる。

• みずほFG――「コーポレート銀行」の病巣

  斎藤会長に続き佐藤頭取を襲ったグロテスクな「紙爆弾」。問題だらけの「コーポレート銀行」はもはや解体の運命か。

• 「政権交代」の次なる修羅場

  仕掛けるのは小沢だけではない。前原ら民主党有力者も一斉に衆院選後を睨んで動き出した。

• 語られざる「天安門」追悼

  厚い報道管制のベールを潜って、黙禱する遺族たち。祖国を離れた学生運動家がたどった苦節と風化…。

• 「二流のピアニスト」だらけの日本

  評論家も聴衆も甘すぎる。テクニックを極めるだけでは世界の一流に太刀打ちできない。

• 新日鉄の仮面を剥ぐ内部告発

  「リニエンシー」に事前謀議疑惑。隠蔽工作に奔走した総務部長が出世街道を驀進……。

• 米長期金利に「ドル売り爆弾」

  北京大学で嘲笑を浴びたガイトナー財務長官の屈辱。BRICsの株価回復も資源高も「正体」はドル逃避では。