2011年 2 月号

HEADLINE

• 東電を蝕む黒幕の「脅迫状」

  西松建設から40億円の融資返済を迫られ、苦し紛れに恫喝した手紙を入手して笠間検察が「これでいこう」。

• 哀れ大和証券が身を寄せる日本生命

  「赤字転落」で尻に火がついた大和の鈴木社長。すがりつかれた日生の岡本社長はどう出るか。

• 孫が企む「中国版LTE」連合

  鳴り物入りのドコモ「Xi」はごく一部。勝機とみてXGPで攻勢をかけるが、実態は中国の小判ザメでは。

• 今年は解散できない！

  菅政権が倒れても、総選挙を避けたい民主党にとって、国勢調査に基づく一票の格差ほど都合のよい口実はない。

• 「カタールW杯」汚れた裏側

  大方の予想を裏切った18年ロシア、22年カタール開催決定。札束と陰謀が渦巻き、日本は理事枠を失った。

• 新興国に「QE2マネー」殺到

  株式相場は小春日和だが、ブラジルやチリから引き締めや介入の黄信号。長期金利上昇も米国を脅かす。

• 鹿島建設――「最悪の決算」で人事混迷

  「アルジェリア問題」にたたられ、巨額の損失発生。「お家の大事」に鹿島一族の御曹司が社長に栄進か。