“破産”した中国子会社の創業一族が居座り。誰も引責せず債権も保全しない裏で、何を隠しているのか。
形勢を立て直そうにも官邸中枢の側近たちが、首相の足を引っ張る。9月の自民党総裁選も盤石とは言えない。
「自前主義」は捨てた。過去のしがらみを断ち、他社と事業統合やM&Aを果敢に進める。三菱航空機もいずれ解散へ。
「ユーロ離脱」の脅しすかしで追い貸しを迫るギリシャ。だが、「最終期限」で引き出したのは、緊縮策法制化という重い十字架だった。
犠牲が大きすぎる。有権者1人あたり270万円もプレゼントするなんて。
押したり引いたりの「弱者の恫喝」で、欧州もIMFも翻弄。だが、高い授業料だった。
世耕官房副長官肝いりの官製VC。民間ファンドを圧迫、京大、阪大、東北大でホクホク。
自民党「鶴保小委」が、詐欺的行為「囲い込み」に切り込む提言。大手不動産は「知らぬ存ぜぬ!」
有料電子版頭打ち。販売店とネットの無料ニュースが足枷に。捨て切れぬ「紙」のビジネスモデル。
このままでは安いだけの中国向け薄利多売製品に堕落してしまう。IGZO戦略の転換が必要だ。
キャピタルフライトの水先案内人は、バンク・オブ・シンガポールの第一人者、廣岡良博氏だ。
引責辞任すべき社長を、80歳になる元社長がしゃしゃり出て留任させるとは。「老害」の見本!
世界金融危機をにらんで来年中に資産売り逃げを画策? 巨額入札でババを引かせるか。
「所得税改革」は難題。アドバルーンを上げさせて世間の風向きをうかがう安倍首相。政治的タブーに切り込むか。
サッポロビールが反撃の狼煙。「何が軽減対象か」を巡り企業と国税当局の対立が深刻化する。
埋蔵金“バラマキ”法案が国会で成立目前。公益活動の支援を大義名分にチェック大甘。
日本サッカー協会のオトボケに騙されるな。汚れた構図は同罪。本誌が暴く疑惑の数々。
外国人女性の弱みに付け込み、無理な借金をさせて来日させ、劣悪な環境でこき使うのは「介護奴隷」だ。
実態のないハコ企業「新華HD」に、謎の非上場企業がTOB。本社を訪ねるとモヌケの殻。
福岡県警から大阪府警へ大栄転した本部長は「山口組も存続させぬ」と意気盛ん。
小林 節 慶應義塾大学名誉教授・弁護士