改正農協法に仕込まれた爆弾は「特定承継会社」という銀行子会社。93兆円バンクに換骨奪胎の「大仕掛け」。
リーマン破綻から8年、続けた黒字に疑問符がついた。CoCo債の「毒饅頭」で自己資本を積み増した咎め。
まさかの首相答弁が飛び出したのは、3月2日の参議院予算委員会。底の浅い反知性主義が露呈した。
綱渡りの資金繰りに乗じた「反社」の仕事師。控訴審にチャットが提出され、生き馬の目を抜く手口が見えた。
遺産相続で大都市圏に預金が流出する。地銀にとっては甚大な打撃となり、ドミノ倒しのような広域再編に拍車がかかることは必定だ。危ない地銀を浮き彫りにする。
確かに成長は鈍化したが、厚みを増した中間層のサービス消費が拡大。不況報道と街角感覚のズレを分析する。
化血研を悪者にして血液製剤の供給体制をどう再編するのか。泥縄式にひねり出した「解体命令」が宙に浮いている。
「内向きの論理」で居座る中村体制は許せない。締めつけを嫌うIT部門が、そろりと本社離れ。
除染事業で焼け太る原子力ムラ。新参者を受け入れず、身内の共存共栄を図るムラの掟は変わらない。
復帰CEOが大ナタ。140字緩和の観測に自虐ツイート。気軽さを失い、焼け石に水か。
愛知にも国際大展示場を建設するとの知事の計画に「5歳児」名古屋市長が噛みついた。
一審差し戻しに胸を撫で下ろす国税幹部。首の皮は繋がったが調査能力の低下は目を覆うばかり。
「突っ込みどころが満載」と古巣のテレビ朝日記者からおちょくられる始末。さすがに首相もげんなり?
東洋紡の坂元、住友電工の松本、阪急電鉄の角の競り合い。現会長の意中は誰か?
OPEC3国と非OPECのロシアが増産凍結。だが、米国産シェールはしぶとい。
藤森 徹 帝国データバンク東京支社情報部長
過去の人事介入に懲りて政権におもねる。保守派役人上がりばかりで米国と大違い。
検察官役弁護士は「すごい証拠がある」と語るが、炉心溶融の時のように、何か隠していないか。
大型資金調達で日本初の「ユニコーン企業」ともて囃されるが、「エクスロー取引」は大丈夫?
「考える力」重視がとんだ生煮え。袋叩きの最終報告案に、安倍教育改革の前途は真っ暗。
鈴木 正朝 新潟大学法学部教授